木造建物に限らず
雨漏りは、どんな建築物に対して
深刻なダメージを与えます。
その被害は
数え上げるときりがありません。
修繕費が数万円で済めばいいほうで
何十万~数1百万単位の損害になることも、、、
こんなことがあると
「いますぐにでも雨漏り修理を依頼したい」
って気持ちはわかりますが
ちょっと待ってください。
慌てて電話したために
誰もこんな思いしたくないはずです。
この記事ではあなたが
極力、嫌な思いをしないために
最低限知っておきたい
「屋根と雨漏り」についての
知識をまとめました。
この記事の内容を知っておくだけで
「このお客さんには、変な提案はできないな」
と、業者が気を引き締めて
いい加減な提案をしにくくなるでしょう。
ぜひ、ご活用ください。
目次
相談や打ち合わせをしても
業者の言うことがちんぷんかんぷんでは
まとまる話もまとまりません。
最低限、屋根の形、部位の名称など
知っておきましょう。
建築物の上部にあって
雨,露,熱暑寒冷から
屋内を防護するための部分をさします。
基本的な形は下の三つです。
切妻造(きりづま)
寄棟造(よせむね)
入母屋造(いりもや)
しかし、
図のように時代,地域などにより
その他、いろいろな形式があります。
引用:ブリタニカ国際大百科事典
板屋根・大屋根・瓦(かわら)屋根・切妻屋根・草屋根・腰折れ屋根・越し屋根・小屋根・晒(さら)し屋根・取り葺(ぶ)き屋根・鋸(のこぎり)屋根・丸屋根・マンサード屋根・陸(ろく)屋根・藁(わら)屋根
出典:小学館 ニッポニカ日本大辞典
引用:サンコウホームHP
https://www.sankouhome.jp/2019/09/21758
参考サイト:テイガク屋.com
雨や水が入るのは
屋根だけとは限りません。
大きく5つくらいのポイントがあるので
目を通しておきましょう。
いちばん先に、疑ってかかる部分です。
など、が原因となる場合がほとんどです。
①は、10年内は、
ハウスメーカーに瑕疵担保責任がありますから
点検修理を依頼しましょう。
②は、多くの方は
火災保険に入っているかと思います。
加入している保険会社に連絡して
調査してもらいましょう。
もし、加入してなければ自腹で修理となります。
③については、
基本、自腹で修理することになります。
もし、ハウスメーカーの長期保証など
優良保障などに加入している場合は
問い合わせてみましょう。
雨漏りが起こると
屋根の破損を疑いますが
それ以外の原因の場合も多々あります。
その他の原因も、見てみましょう。
防水塗膜の劣化
パラペットの谷樋の詰まり
などを、定期的な点検や清掃で
維持管理することで
雨漏りを未然に防ぎましょう。
サッシと壁材の目地の劣化で浸水
壁内の防水シートの劣化・施工不良から
宅内に浸水が起こります。
壁内で
排水管や接続部の劣化
地震で設備がずれ接続部から漏水
などが考えられます。
天窓は、
屋根の防水面については
不要な開口部を
設けてることになります。
屋根と天窓などが接する継ぎ目部分の
コーキングや塗料の劣化が起これば
雨漏りは避けられません。
定期的な
点検や補修を心がけましょう。
参考サイト:リフォームジャーナル
https://reform-journal.jp/amamori-point-392
この記事に目を通していただいただけでも
これらのリスクを軽減できると思います。
しかし、このくらいのことは
建築の知識の中の豆知識のレベルです。
素人判断で大切な家の価値を
損うことが無いようにしてください。
雨漏り、漏水は、建物にとって
非常に深刻な事故です。
ひどくならないうちに
早期発見・早期改善が大切ですし
費用も最小に抑えれます。
信頼できる業者に
しっかり
修理・修繕してもらうことをおすすめします。