家を買う時、あなたは何を見て買えるかどうかを判断しますか?
家そのものに満足している事が前提ですが、次に考えるのは「この家はどれだけ毎月払えば、自分たちのものになるのだろう?というところだと思います。
こういう時、営業マンに「今払っている家賃並みで買えますよ」と言われたら、あなたはきっと心が揺れるでしょう。
例えば毎月6万円の家賃を払っている人ならば、同じ金額で住宅ローンが組めると思うかもしれませんが、実はそうではないのです。
実際に住宅ローンを組むということは、正確に言えば家賃並みの費用だけではなく、その家にかかる税金も毎年納めなければなりません。
また、壊れてしまったお風呂や汚れてしまった家の壁を定期的にメンテナンスするのは賃貸ではないので、残念ながら大家さんではなく、自分たちなのです。
他にも新しい家にちょうどよい大きさのカーテンや電灯、ダイニングテーブルセットだって必要かもしれません。賃貸の時と違って広さや部屋の数にあったものを新たに買わなければなりません。
新しい家に引越しするさいの引越し費用も必要になります。
このように、家を買うということは「家賃並み」と簡単に言い切れないことを忘れないでください。
新しい家に住むためには意外にお金がかかるのだな、と意識を持つ事が大事です。そのためには資金計画を無理のないものにすることを忘れないでください。