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故郷を想う

最近、寝る前 電気を消して真っ暗になると
ふと、故郷にいた子供の頃を思い出します。

うちは、大工の父と母と 姉ふたりに 兄・妹の五人兄弟。
長崎県 平戸島。(日本で20番、長崎県で4番めの大きさの島らしい)
そう、島育ちなんです。
今こそ、立派な大橋がかかっていますが、
私が 高校卒業当時くらいに架かったものです。
それまでは、渡し船で九州本土に上陸 するしかなかったので
画期的なものでした。

うちの嫁さんのお母さんと よく話が合うのは、
子供の頃のおやつは、その辺の畑にある野菜・くだもの。
たまに、家からこっそり米を一掴み持って駄菓子屋へ
あめ玉と物々交換。
履物は、雪駄。 学校に行くようになって いわゆるバレーシューズ
を履けるようになった。
テレビは、近所に数件だけ所有していたので友達を誘って
みんなで見に行っていました。
昭和の初旬生まれの嫁さんのお母さんと、同じような
生活ぶりです。

5人兄弟の上ふたりの姉は、中学卒業後 集団就職で大阪や名古屋
に出ていきました。
そして、働きながら夜間の高校へ通い 立派に自立しました。
2つ上の兄は、中学を卒業して 父に習い大工として働き、
この姉たちや兄がいたおかげで
私や妹は高校に行かせてもらえました。

働くようになって 大橋を渡って、私にとっては都会の佐世保まで
出て行けるようになった時は 本当にもう、うれしかったですよ。

田舎の家も16年前に建て替えて、台所のかまども 風呂の薪を
くべるところも 土間もなくなってしまいましたが、
まだ時々、父に怒られ 床下に逃げ込んでいた時の様子を
想い出します。
また感慨に浸っていると、今晩にも亡き父が夢に出てくるのではと
思っています。

平戸

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