北葛城郡広陵町に本社を持つマエショウは、夏は暑く冬は寒いという奈良県北西部で性能にこだわった家づくりを行っています。
ここでは「断熱性能」「省エネ」「耐震工法」「地域性」「資金計画」というマエショウの家づくりのこだわりを、より具体的にご紹介します。
配管や金物まわりなど小さな隙間もきっちり埋めていきます。長年の気密施工の経験により安定してC値0.2~0.4cm²/m²を達成しています。品質を保証するため標準で気密測定をおこなっています。
熱移動の75%を占めるのは輻射熱です。遮熱シートはアルミでできており、輻射熱の97%以上反射します。夏は外部からの熱い熱を遮断し室内を快適に保ちます。
窓は断熱の弱点になりがちです。樹脂スペーサー仕様樹脂サッシに加え、アルゴンガス入りLow-E複層ガラスを標準仕様で採用することで窓の高断熱化をはかっています。
品確法に基づく耐震等級3の認定を全棟で取得しています。また、全棟で許容応力度計算をおこない安全性を確認しています。建物引渡し時に性能評価書と構造計算書をお渡しいたします。
建物外周部を面材耐力壁でぐるりと囲うことで耐震性を確保します。マエショウ採用の面材は釘ピッチにより壁倍率を2.5倍~4.3倍まで調整できるため偏心率の調整を容易にすることができます。
耐震性を高めるには床の剛性も必要です。マエショウでは28mmの構造用合板を4周釘打ちすることで剛性を高め、床倍率3倍の性能を発揮します。
ピン工法は専用の金物を使用することで、構造部材の欠損になりやすい仕口やほぞを最小限に抑えます。そのため設計通りの耐震性能を発揮でき、気密性の向上にも貢献します。
三州瓦は1100℃以上の高温で焼成されるため、耐火、耐久性に優れた屋根材です。30~40年メンテナンス不要で、瓦に穴をあけずに太陽光パネルを設置できるため雨漏りのリスクを抑えられます。
基礎配筋は強い基礎を作る為に重要です。マエショウの基礎配筋の基本はD13の鉄筋を150ピッチで配置しています。構造検討をした上で鉄筋径、ピッチ、補強筋の有無を決定します。
全棟でコンクリート圧縮強度試験を実施しています。圧縮強度は住宅の荷重を支えるために必要な強度で設計します。マエショウでは基礎コンクリートの配合計画書を作成し、実際に計画通りの強度になっているか全棟検査して品質を確認しています。
天井下地には軽天を、壁下地には耐火石膏ボードを使用。ファイヤーストップ構造とすることで延焼を遅延させます。省令準耐火構造の認定を取得することで火災保険料の割引を受けることができます。
太陽光パネルの設置は屋根の形状、方位が重要です。目標とする発電量を確保できるように設計をおこないます。マエショウが採用する太陽光パネルは高いモジュール変換効率で高効率、さまざまな気候条件で発電できます。