住宅性能表示では、耐震等級は1〜3の3段階に分かれています。
耐震等級1 | 建築基準法レベルの耐震性を満たす水準 数百年に一度発生する地震(阪神・淡路大震災程度の地震)の地震力に対して倒壊、崩壊せず、数十年に一度発生する地震の地震力に対して損傷しない程度。 |
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耐震等級2 | 耐震等級1の1.25倍の耐震性能 |
耐震等級3 | 耐震等級1の1.5倍の耐震性能 |
日本は「地震大国」と言われており、家を建てる際には耐震性能が気になるという方も、多くいらっしゃいます。日本ではどのぐらい地震が多いかというデータを、気象庁が次のようにだしています。
2008年〜2018年 全国地震回数比較(気象庁)
2008年〜2018年 奈良県地震回数比較(気象庁)
少なくとも日本全国で1年に1,300回以上も地震がおきていますし、私たちが建設を行なっている奈良県でも、年間10件以上は震度1以上の地震が発生しています。
このように、地震は私たちにとって身近なもので、いつ発生するかもわからないものなのです。そこで、自分自身や大切な家族が住宅の下敷きなどで命を落とすことがないように、そしてこれまで築き上げた財産を失わないためにも、家を建てる際には耐震対策を行うことが重要です。
耐震等級1 |
割引率10% |
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耐震等級2 | 割引率20% |
耐震等級3 | 割引率50% |
※地震保険の始期日が2014年7月1日以降の場合
耐震等級1は、阪神・淡路大震災程度の地震を基準としていますが、今後それ以上の地震が発生しないと、いいきれるでしょうか?前代未聞の災害が続くいまだからこそ、法の基準を超えた対策が必要なのではないでしょうか。住宅購入はミスが許されない大きな買い物、そしてなにより家族や財産を守る、重要なシェルターです。「きっと大丈夫だろう」と安易に決めるのではなく、数値を比較してからの購入をオススメします。