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地盤改良工事とは?工法や費用について、メリット・デメリットも

こんにちは

 

施工部の前頭です。

6月に入り急に暑くなってきましたね(;’∀’)

 

今回は建物を建てる前の「地盤改良工事」についてご説明させていただきます。

 

 

地盤改良工事とは?

そもそも地盤改良工事とはなにかというと、軟弱な地盤を改良することで強固な地盤に変えることです。

池や田んぼを埋め立ててできたお土地などでは、こういった作業が必要になってくる場合があります。

この改良工事を行うことで、建物が建ってからの地盤沈下を防ぐことができます。

 

 

地盤改良の費用について

ただこの改良工事には、全体的なデメリットでもあるんですが値段が高いんです!

後ほどお伝えさせていただきますが

安いやり方でも50万円前後から

高いものだと200~300万というものもあります。

 

ここで施工会社のほうが利益をとろうと

高い見積りをだすことがあるので注意が必要です!

 

なので、どんなお土地でも改良工事を行えばいいというわけではなく

そもそも地盤改良が必要な地質なのか

きちっと

第三者機関の「地盤調査」で判定してもらうことが大事です。

 

 

ちなみにマエショウの場合は、

こういった形で地盤調査を行っ

ております。

 

  スウェーデン式サウンディング試験            ↑

先端がキリ状の器具に荷重をかけ、25センチ下がるまでに何回転回ったかで地盤の強さを測定しています。

 

こうした調査の結果、

どうしても地盤改良を行わないといけない

という測定結果が出た場合だけ地盤改良を行っていきます。

 

 

 

この改良工事のやり方によって予算が変わってくるのですが

地盤改良工事には大きく分けて3つの工法があります。

 

1.表層改良

2.柱状改良

3.鋼管杭改良

です。

 

金額は、1番から下にいくほど高くなっていきます。

 

それぞれの特徴については割愛させていただきますが、

ほとんどのメーカーではこの1番と2番の工法を行っていると思います。

 

地盤改良工事のデメリット

 

しかし、この工法には決定的にデメリットがあるんです!!!

 

この2つの工法は、

地盤の土とセメントを混ぜ合わせることで地盤を強固にしようとするものです。

 

ただよくよく考えてみると、、、、、

 

例えば自分の子供世代になり家を譲ろうとするときに

家を解体して建て替えたり、または売りに出すかもしれません。

 

その時に、地盤の杭に入ったセメントは、

今ある建物の下にあるから効力を発揮するわけで、

その建物を解体し

 

そこに、新しく建物を建てようとするとき、

その建物の位置が少しでもずれる場合には、

地盤にあるセメントを取り除かなければいけないのです。

 

ということは、

それだけで費用が何百万とかかってくるので、

あなたのの世代の時には

お土地の価値が下がってしまうことになるのです!!!

 

このことをほとんどのメーカーはお客さんに説明することなく行っています。

 

なので、マエショウではそういったセメントで固める改良工事でなく、

通常の改良工事より少し予算がかかりますが、建てる方の次の世代の方のために

メリットだらけの砕石杭工事

「砕石杭工事」

というものをおススメさせていただいております。

 

 

 

 

杭を打ったところに、砕石を流し込んでいます。

砕石は、次に建て替えをする場合にも

セメントと違って産業廃棄物にならないので、

取り除く必要がなくお土地の価値を保つことができます。

 

できるだけ自分の子供世代のことも考えて家づくりをしていきたいですね。

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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