こんにちは
前昌建設の営業担当、堀内です。
今回は、「自然災害に強い家」のついてお伝えします。
ここ数年、温暖化のせいで
台風や地震、豪雨などの威力が増したなんて言われ
ニュースなんかでも、
衝撃的な映像を見る機会も多いように思います。
あなたは、「自然災害に強い家」と聞いて
どんな家を想像しましすか?
目次
では、事前災害には、どういったものがあるでしょう?
あらためて確認してみましょう。
WIKIPEDIAによると
自然災害=「ナチュラル・ハザード」(自然現象による危機)
人間社会や環境に都合が悪く、脅威となる自然現象による災害
と、説明されています。
【自然災害の種類】
特に説明がなくてもイメージできる代表的な5つを上げました。
そのほかにも、
なども聞きなれませんが、これらも自然災害の一種です。
これら自然災害に強い家とはどういった家でしょう?
対策可能な性能を紹介します。
日本の建物に関する法律(建築基準法)では
地震に対する強さの性能を3段階規定しています。
耐震等級1を基準に
等級1の1.25倍の強度なら等級2
等級1の125倍の強度なら等級3
となります。
では、耐震等級1とは、どのくらいの強さでしょうか?
耐震等級1とは、建築基準法の耐震性能を満たす水準で
・数百年に一度程度の地震(震度6強から7程度)に対しても倒壊や崩壊しない
・数十年に一度発生する地震(震度5程度)は住宅が損傷しない程度
と規定されています。
ただ、等級1ギリギリで設定されている場合
震度6~7程度の地震でも大丈夫とは断言できません。
耐震等級2は、
主に学校や病院などで採用されている基準です。
耐震等級3は、
主に消防署や警察署など防災の拠点となる施設に採用されています。
さらに、
震度7の地震が2回も起こったあの熊本地震でも
等級3の建物は倒壊せず主要構造部も健在でした。
これから家を建てる計画があるのでしたら
ぜひ、耐震等級3の家づくりを検討してください。
もし、今お住まいのお家の耐震が心配でしたら
地域で、耐震診断・耐震リフォームできる
業者や工務店に相談してみることをお勧めいたします。
もう、お気づきかもしれませんが
耐震等級3の家は、等級1や2の建物と比べ
構造躯体の強度が屈強に設計されており
などの災害に起因する外力にも比較的強といえます。
ただ土砂災害や火山については
土地選びの段階で、可能な限り
危険な地域を避けておくにこしたことはないでしょう。
省令準耐火構造で特筆すべきは、
火災保険料が激安なんです。
非耐火の木造住宅なら
約2000万円加入した場合35年間で100万~120万円
のところが、省令準耐火構造の場合
木造ですがT(耐火)構造扱いになるので
40万~50万くらいになってしまうんです。
※契約内容によって金額は変わります。詳細は保険会社にご確認ください。
外部からの延焼防止
各室防火
他室への延焼遅延
こうして、省令準耐火構造にしておいたら
なんかの際に燃えない、というわけではありませんが
燃えにくい造りになっているので
非耐火の建物と比較して
避難する時間が稼げるといえるでしょう。
省令準耐火構造のデメリット
非耐火の建物より施工費が高くなります。
建築会社に確認していただいて
この2点と追加費用を
天秤にかけてご判断いただければと考えます。
昨年2019年は、
台風で町中の電柱がなぎ倒されたショッキングな映像がテレビで流れていました。
大規模な停電が起こり復旧には数日から数週間を要していました。
オール電化の家も増え電気がなくては生活が成り立ちません。
太陽光発電設備は、こうした事態に非常に頼もしい設備といえるでしょう。
今回は、住宅設備の面から自然災害に強い家についてお伝えしました。
これから家づくりをされるのでしたら
自然災害に強い家づくりとして
を検討されるきっかけになればと思います。
最後まで、読んでくださりありがとうございました。