「ZEH=Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略」で、住まいの断熱性を高め、省エネ性能を上げること、そして太陽光発電などでエネルギーを創ることにより、年間の一次エネルギー消費量(空調・給湯・換気・照明)の収支をプラスマイナス「ゼロ」にする住宅のことです。 つまりZEHとは「エネルギーを自給自足できる」住宅のことなのです。
夏は涼しく、冬は暖かく。家の断熱性能を高めて、エネルギーロスを最小限にします。
エネルギー効率の良い機器・照明を取り付けたり、HEMS(ヘムス)(※1)を利用して使用するエネルギーを節約します。
消費するエネルギーより同じ、もしくはそれ以上のエネルギーをソーラーパネル(太陽光発電システム)を設置し、発電します。 つまり、エネルギーの消費(※2)を減らし、消費エネルギーと同じもしくは、それ以上のエネルギーを創り出だす家=ZEHの家なのです。
※1 HEMS(ヘムス)とは
「Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)」の略で、家庭で使うエネルギーを節約するための管理システムのこと。
家電や電気設備とつないで、電気やガスなどの使用量をモニター画面などで「見える化」したり、家電機器を「自動制御」したりします。
※2 冷暖房・給湯・換気・照明設備のエネルギー消費量をそれぞれ計算し、合計して算出。
ずっと快適に暮らしてほしいから。2030年の標準となる断熱性能を超える高いUA値・C値を実現。快適な暮らしをつくります。
UA値 | C値 | 基準 |
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0.6 | 2.0 | ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス) |
0.87 | 5.0 | H25年度基準 次世代省エネ基準 |
1.54 | - | H4年度基準 新省エネ基準 |
UA値:数値が低いほど断熱性能が高い。未来基準もクリア!
※UA値はプランによって異なります
C値:マエショウZEH仕様の家は基準を大きく上回るC値0.3~0.4!
C値とは「相当隙間面積と呼ばれ、同じ面積の中にどれだけ隙間があるかを表した数値です。
C値も数字が低いほど、気密性能が高いことを表しています。
※C値はプランによって異なります
マエショウではZEHのポイントである「断熱」「省エネ」性能をより高めるために、「ウレタン遮熱工法」を取り入れています。ウレタン遮断工法は、従来の断熱工法と違い暑さにも寒さにも対応できる新工法です。
アルミ反射板+ウレタン断熱材の吹き付けで高性能な遮断性を実現しています。
断熱材と反射材、2つの相反する性質を組み合わせて開発されたのが、ウレタン遮熱工法です。外側に、熱さの原因となる輻射熱を反射する「アルミ熱線反射材」、内側に、気密性が高く断熱効果に優れた「現場発泡ウレタン」を組み合わせたのがウレタン遮熱工法です。この工法により「冬暖かくて、夏は涼しい」完璧な断熱材が完成しました。
またウレタン遮熱工法は、二重構造により、外張り断熱法と充填断熱法のそれぞれの長所どうしを組み合わせ、また高気密であるため冬の暖房、夏の冷房、どちらの光熱費も大幅に節約でき、さらに省エネ効果もバツグンです。ウレタン遮熱工法は、この画期的な断熱性能が認められ特許も取得しています。
マエショウでは、下記の通り目標を設定し、ZEHの普及に取り組んでおります。
新築戸建て住宅 | ||
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2020年(令和2年度) | 普及目標 – | 普及実績 34% |
2021年(令和3年度) | 普及目標 – | 普及実績 67% |
2022年(令和4年度) | 普及目標 – | 普及実績 0% |
2025年(令和7年度) | 普及目標 50% | 普及実績 – |
既存改修工事 | ||
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2020年(令和2年度) | 普及目標 – | 普及実績 0% |
2021年(令和3年度) | 普及目標 – | 普及実績 0% |
2022年(令和4年度) | 普及目標 – | 普及実績 0% |
2025年(令和7年度) | 普及目標 50% | 普及実績 – |
ZEH住宅では建物本体の価格が、通常の住宅より価格が高いです。しかし通常の住宅より光熱費が安くなるため、長い目で見ると実は通常の住宅よりZEH住宅のほうが家計に優しいのです。
参考価格 | 一般的な家 | ZEHの家 |
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建物本体 | 1,600万円 | 1,900万円 |
住宅ローン月額 返済36年ローン フラット36 金利1.08% |
45,765円 | 54,350円 |
光熱費 | 18,470円 | -4,800円 |
月々の支払合計 | 59,415円 | 49,550円 |
※参考価格はシミュレーションプランにおける目安になります。地域や規模により変わります。
光熱費は2016年4月時点の東京電力の料金体系では試算(再エネ賦課金、燃料費調整額を含みます)。
【試算条約】●種別:戸建住宅●間取り:4LDK(140㎡)●地域区分:5地域●日射地域区分:A3●家族人数:4人●生活スタイル:標準
※諸条件により異なりますので、目安としてご参照ください。
ZEH住宅では、国が2014年に「住宅については、2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指すとする。」という政策目標が設定されています。そのため、ZEH住宅には国より補助金がでるのです。条件などにもよりますが定額70万/戸が支給されます。
注意が必要なのは、補助金はどこの建設会社でも適用されるのではない、ということです。
SII(※3)に登録されているZEHビルダー/プランナーによって設計・建築・改修または販売された住宅でしか、補助金は適用されません。
マエショウはもちろん、SIIより登録を受けております。
※3 SIIは、Sustainable open Innovation Initiativeの略称で、一般社団法人 環境共創イニシアチブのことです。
ZEHはもはや、新築のスタンダード基準です。なんとなく良さそうだとは思うけど、イマイチZEHにするメリットがつかめない方、詳細を知りたい方、料金シミュレーションをしてみたい方など、是非一度一級建築士による無料相談会や、お電話などでお気軽にお問い合わせください。